シカゴ郊外で犬達と暮らすちょっと、古くなったお姉さん日記 | TOP > 生まれ変わるという事
2017.03.20 (月)

生まれ変わるという事

まず、この間ご近所のベンガル猫が家から逃走した事件。
発見されて戻って来たそうだ。
昨日JPAPAが午後の散歩に出て。情報を収集してきた。
この敷地を出た所に小さいストリップモールがある。
銀行、レストラン、獣医さんオフィス、セブンイレブン、子供の耳のクリニック、美容院などが入っているのだが、そのごみ収集所で、ゴミをあさっている所を保護されたという。
相当遠いところだ。猫の足だったら、物凄く遠いところだ。
 
コヨーテに食べられたり、車に轢かれたり、寒さで凍死したり、誰かに誘拐されたのではなくってよかった。
しかし、家から一歩も出たことのない猫が逃走するのには、何か原因があるのだろうか?
窓から毎日眺めている外の世界に興味津々になるとか?

昨日こんな写真が引き出しの中から出てきた。

tamachi.jpg
 先代の玉之助とチチNo1.の写真。
これを見て、また胸が詰まってしまった。
この子たちが、私の人生を変えた子たちだったから。
香港時代の写真だから、かれこれ20年近く前の写真だ。
こんなに仲のいい2匹だった。

そして、幾たびかの離婚の危機も、救ってくれたのが犬たちだ。

この間から、”犬猫の使命”なんて書いているけれど、その使命は世界平和のためだの世の中を変えるだの、そんな大それたことを言っているのではなく、自分の家族になってくれたことで、悲しかったり辛かったりしたときに、慰めてくれることかもしれないし、その子たちがいることで仕事を頑張ろうと思うエネルギーをくれることであったり、寂しさを感じなくてもいいだけ愛情を注いでくれることであったり、そんな事だと思うのだ。

そして、10数年一緒に暮らし、やがて別れの時が来て、その事で落ち込んでしまった心を立ち直らせてくれるのも、また
次に家族になる子たちであったりする。

私はJr.が玉之助の生まれ変わりだと思う事で、ペットロスから抜け出した。
そんな馬鹿な、犬猫が生まれ変わってくるなんて、バカげた考えであり、非科学的であると思う人はそう思っていいのだ。

犬猫はみんな性格も癖も違う。
人間がみんな違うように、犬猫たちもみんな違う。
そして、飼い主とその子たちとの間にしか判らないサインのようなものもある。
他人から見たら、犬なんてみんなそう、猫なんてみんなそう、と笑って受け流されてしまうかもしれないが、それは、他人には分からない世界なのだ。

玉之助が亡くなりウツになり、シェルターを十も回り、玉之助を探したけれど、香港の雑種犬。
アメリカに同じような雑種犬がいるはずがない。
これが最後のチャンスと行ったアダプションフェアーでドアーを開けたら、目の間にケイジがあって、その中にJrがいた。
一目で、この子だと判って、うちの子になった。

生後2か月のJrを24時間付きっ切りで世話をして、寝るのは一階のソファー。
玄関に近いので、もし、トイレに行きたいと言ったら、すぐに外に出せる。

Jrは小さくて、ソファーの前に犬用のベッドを置いて寝かせ、ソファーによじ登ることも出来なかった。

そして2日目だったか3日目だったかの真夜中。
ソファーで寝ていると気配を感じて目を開けると、そこにJrの小さな顔があり、私の顔を上から覗き込んでいた。
どうやってソファーをよじ登ったのか、どうしてそこで私の顔を覗き込んでいたのか、判らない。

そして、Jrが言ったのだ。
「お母さん、僕だよ。判る?戻って来たんだよ」

あ、やっぱり、戻って来てくれたんだ。

人がどう思おうと、そんなことは関係ない。

涙が止まらなくなり、Jrを抱きしめた。
そして、ウツから脱したのだよ。

戻ってくるのがまた同じ犬猫種かどうかは分からない。
姿かたちも種類も違って戻ってくるかもしれない。

だが、きっと、自分とその子にしか分からないサインで戻ってきたことを知らせてくれると思うのだ。

そのJrも12歳になった。
後、どれくらい一緒にいてくれるのか。。。。
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