シカゴ郊外で犬達と暮らすちょっと、古くなったお姉さん日記 | TOP > ARCHIVE > 2015年05月
2015.05.30 (土)

タンポポ

今ニュースで見たのだけれど、大きな地震があったとか。。。
東京もかなり揺れたようだけれど、大丈夫ですか??
九州の火山も爆発も凄い。
アメリカの普通のニュースでも流れたのだから、大きなニュースだ。

さて、もう、5月も終わってしまう。
今日はご近所ガレージセールの日だけれど、雨が降っている上、急激に気温が下がるそうだ。
家もやろうかと思ったが、雨の日に寒い中、誰も来ないのに、ゴミ並べるのは辛いので止めてまた物作り。

この間図書館にリクエストしておいた”タンポポ”が届いて、観賞いたしました。
1985年の作品だけれど、全く古さを感じさせない傑作だ。
30年前の映画!

CIMG4474.jpg

大昔に観た筈なのに、全く覚えていなかった。

ここで、思ったのは、食=生きる、
美味しい物を食べる=性のエクスタシーと同じ。
と言う事だ。

映画は、未亡人が夫の残したラーメン屋を見よう見まねで切り盛りしている所に、ふらっと立ち寄ったトラック運転手。
縁があって、彼女の不味いラーメン屋を何とか行列のできるラーメン屋に変身させようと、手を貸す。
そこには、個性豊かな変人達がどんどんと集まって来て、プロジェクトが立ちあがる。

この個性豊かな変人たちが皆魅力的。

そして、柱のラーメン屋復興計画の話に挿入される食に関するエピソードの数々も良く計算されていて面白かった。

生卵の黄身を口に含み、愛人に口移し。
何度も繰り返すうちに、遂に黄身が壊れると同時に愛人もエクスタシーを感じる。

まー、エロチック!

高級中国料理店で、北京ダックをご馳走になっている老人。
ご馳走している方は、でっぷり肥ったいかにも悪そうな男。
「貴方の投資には大変興味を持ちました。東北大学の教授だった私の貯金を月曜日に全部引き出しましょう」
「そうですか、それはよかった。ちょっと失礼します」
とでっぷり肥った男は、トイレに行くふりをして仲間に電話。
「カモだ。東北大学の教授だ。全額貯金を下ろすと言っている」

その時テーブルでは、その老人は、男のジャケットからヘビ皮のブ厚い財布を抜き取っていた。
そこに、刑事が現れて
「お前も懲りない奴だ。また東北大学の教授って言って財布盗んでいるのか」
「旦那、お願いだからもう一口、これを食べさせて下さいよ」

と北京ダックをほうばって、連行される。
刑事が
「あれ?被害者が居ない」

どっちも詐欺師だったって言う話。

こんな風に小話風に次々と話が挿入されている。

面白い!
役者さん達も演技派を揃えてあり、良い、良い!

しかしなあ、伊丹監督が亡くなった時、一体どうして!と愕然とした。
本当に、今でも知りたい、どうして亡くなったのか。。。

とにかく、一連の作品をまた観たくなり、図書館サイトでJUZO ITAMIで検索したら、出てくる出てくる。

あげまん、マルサの女、お葬式。。。。

とりあえず、ダメもとで、リクエストしてみた。

どうも、大学の図書館の所蔵らしいのだ。

まだ観た事が無い方も、以前観た事がある方も、
またJUZO ITAMI監督作品、見直す時だと思いますわよ。

ビデオ屋さんにはないだろうから、図書館で見つけてね。

本当に天才。
もし、ご存命だったら、どんな作品を作ったのだろう。。。と思いをはせる土曜日の朝。。。
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